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2012年から10年間やってきた「パセージ桑名」をリニューアルして「みえアドラーグループ~結~」を再結成。
私たちの活動の様子を、ほんの少しですがお届けしていきます。


■2024.12月某日 この一言がないだけで

言葉は上手に使うとよい関係を築けますが、下手くそだとうまくいきません!私たちはパセージを通して「言葉の使い方」を学んでいます♪

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パセージを修了したママ達が集まる例会後、私の受診のため、車で四日市へ。道中、子ども(3歳)に、ママの受診に付き合って欲しいこと、病院の中に入ったら静かにして欲しいことを伝えた。無事に診察を終え、「一緒に薬を貰いに行こう」と言い、薬局へ。薬を処方して貰った後。

子「ママ、お薬貰った?」

私「うん。付き合ってくれてありがとう」
子「(薬を)見せて」
私「うん。はい」と薬を見せる
子「Aくんの薬は?苺味の」

私「えっ?ないよ。今日はママの診察だから」
子「なんでー!!(泣) くんのお薬苺味欲しかった」
私「くんもお薬を貰えると思っていたんだね」
子「うん」


私は最初子どもはなんでこんな勘違いをしたのか、と理解できなかったが、受診前の例会を思い出した。そこで子どもから見る世界と親(大人)の世界が違っていること、親の対応や行動が子どもの行動を作り出しているということを学んだばかり。

よくよく思い出してみると、いつもは「ママの薬を貰いに行くから付き合って」や「薬を貰うからちゃんも付き合って」や「ママの薬貰いに行こう」と言っているので、このような行き違いは生まれない。

でも、この日、私が言ったのは「一緒に薬を貰いに行こう」という言葉のみ。「ママの」や「付き合って」の一言がないだけでここまで相手(子ども)の受け取り方が違うなんて…と驚いた。


伝えたつもりが相手にきちんと伝わってなかったりすることが多々あるが、親子、家族だと伝わることが当たり前のように思っている所があり、伝わらないことにイライラしたりガッカリしたりする。しかし、イライラしたりガッカリしたりして終わるのではなく、相手のことを理解し、その先にいきたい。 

 

 

 

 

 

 

 

 

■2024.11月某日 周りの人のことを考えられる子に♪

アドラー育児の大きな目標は【共同体感覚の育成】です。しっかり育っていますね👍

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ある日の娘(小4)との会話です。


私「Aちゃん。相談したいことがあるんだけどいい?」
A「うん」

私「2月にTボール大会があるでしょ。3年生以下の大会だけど、今回は女の子だけ4年生まで出れるようにルールが変更されたんだって」
A「へーそうなんだ」
私「Aちゃんも出る資格があるみたいだけど…どう思う?出たいかな?」
A「うーん…3年生以下で人数足りてるんだっけ?」

私「えっと…3年生以下で今11人いるから足りてるよ」
A「じゃあ…私はやめとく」
私「そうする?なんでそう考えたの?」
A「うーん……私が出るということは…誰かが出れなくなる。それなら出なくていいよ。Kたちみんな頑張って練習してるし」
私「そっか…自分の行動が周りの人にとってどういうことなのか考えたんだね」
A「……う〜ん」
私「お母さんはAちゃんの考えに賛成だよ。ちゃんは去年もその前も試合に出たもんね。くんたちに頑張ってもらおうか。監督からもしお話があったら、お父さんに断ってもらうことにしようと思うけど、それで良いかな?」
A「うん。いいよ」


子どもの所属するスポ少でいろんな問題が起こり、自分のやる事や言う事がみんなにとってどういうことなのか…想像できないのかなと感じる子どもや大人の言動に驚くことがありました。
「わが子はちゃんと周りの人の気持ちを考えることが出来る子に育ってくれてるのかな?」とふと不安を感じていた頃、娘と上記のやり取りをして、そっか…Aは分がすることがみんなにとってどういうことなのか想像したんだなと少し安心しました。

話を聞いていると、A自身も低学年の時は試合に出れずにベンチでの仕事を頑張る時期が長く続いた中、やっと自分たちがメインで出れたTボール大会…嬉しかったんだと話してくれました。私の不安は私の課題でした。改めて娘には周りの人の気持ちを考える力があることを知り、子どもを信頼尊敬しようと決心しました✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■2024.10月某日 パセージのある暮らし

 ちょっとしたことのようだけど、親子の日常、そして未来は大きく変わると思います。出会えてよかった、パセージ♪

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今日、息子T(小3)がアレクサで音楽かけながら漢字ドリルをやっていた。
私はどうしてもパソコンでやりたいことがあって静かにして欲しかった。−2

パセージを意識していないと「T、静かにしてよ!」と頭ごなしに言ってしまうが、まずは感情を落ち着けて、良いところを探した。
・宿題を自分ですすんでやっている
・楽しくやろうとしている

私:T、今日の漢字は何?

子:今日は一つの漢字じゃなくていっぱいあるところ
私:そうなんだね。がんばれ〜👍ママも今日はパソコンでやることあるんだー
子:ママもがんばれ〜👍
私:ありがとう!でもちょっと集中してやりたいから、アレクサの音楽止めてくれない?
子:え〜。聞きたいのにー

私:じゃあ、Tもママもどっちも集中してやれる方法ないかな?
子:俺がヘッドホンつけたらいいか(とヘッドホンを持ってきてつけてシーンとなる)
私:ありがとう!お互いのこと考えてくれて、行動してくれてありがとね!
子:俺もこの一曲聴いたらやめるわ
と一曲聴いて、静かに漢字ドリルの続きをした。

ちょこっとパセージ意識するだけで、仲良く暮らせる。

ありがたいことだ✨

 

 

 

 

 

 

■2024.8月某日 子どもを尊敬する

「子どもの関心に関心を持つこと」が子どもへの尊敬につながる!と発見したお話です♪ 

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5歳(年長)の息子は「虫」が大好きで、最近は10年ほど前まで人気だったムシキングの動画を見て、覚えた技をおもちゃで再現して遊んでいます。


そんな息子から「一緒にあそぼー」とよく誘われますが、私は息子がおもちゃの虫で戦ってる姿を近くで見てるだけ。時々「この技なんていう名前?」と聞くけれど、私は覚える気がなく、ただただ見守っているだけの時間を過ごしていました。

一応一緒には遊んでいるものの、息子の遊びには全く関心がなく「早く時間が過ぎないかなー」と思っていた私。どうしたらお互いが楽しいと思える時間を過ごすことができるのだろうかと思うようになりました。

そんな時、アドラー心理学に関する本を読んでいると「子どもを尊敬するためには、まずは子どもの関心ごとに関心を寄せよ」と書いてありました。


アドラー心理学を学んでから、子どもに対して尊敬できるよう意識していましたが、子どもに"付き合う"とか"寄り添う"とかそんな感覚がありました。でも、それは子どもを尊敬して「あげて」いるのであって、本当の意味での尊敬ではないんだなと気づくことができました。そして、さっそく実践してみることにしました。

「技の種類、教えてくれない?」「このカブトムシはなんて名前なの?」「今の技は〇〇でしょ!」など、興味をもって、少しずつ技や虫の名前を覚えるようにしたところ、ある日のお風呂上がりに息子が、とてもキラキラとした目で「パパ、虫で一緒にあそぼー!僕が問題出すから当ててー!」と誘ってきました。こんなにも嬉しそうに誘ってくれるのは初めてでした。


私が自分の好きな虫に関心を寄せたのが息子にとってはすごく嬉しかったんだろうなと分かりました。そして、興味をもったことでびっくりしたことがありました。息子は難しい技の名前を全部覚えていて、さらに技の動きも動画と同じようにおもちゃで再現していたのです。

この子、物を記憶する力がすごくあるなー!

新たな発見でした。そうすると不思議と息子の考えにどんどん興味が湧いてきて、一緒に過ごす時間が楽しくなりました。

こうして私が息子に対しての構えを変えることで、息子にも「こんな関係っていいなー」と思ってもらえたら、尊敬の輪が少しずつつながっていくのかなとも思いました。


自分が父親として息子にできることは「まずは私が息子を尊敬すること」。そんなことを学んだ出来事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

■2024.7月某日 原因より目的を考えて援助しよう

私の思い込みを脇に置いて、冷静に観察したり、子どもの話を聴いてみると??😆

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ある朝、早起きしたにも関わらず、脱衣所で泣いている次男T(小1)がいました。不満を爆発させて泣き喚いているように見えました。こんなときのTは下手に対応すると手がつけられなくなります。私の心の中は不安でいっぱい。

でも、冷静に状況を見ると、パジャマを脱いだ状態で「なーいー!」と叫んでいて、どうやら脱衣所のストックにズボンが1着も入っていなくて履けるものがないから泣いているようでした。私がズボン持ってきたら泣き止むだろうか…と、思ったものの、「ない」の一言で、私がアレコレ察して動くのは違うかな、自分の服は自分で持ってきてほしいし、頼み事はきちんと言葉で伝えてほしいと思ったので、

「Tちゃん、何が、ないのかな??」と聞いてみました。

すると火に油を注いだようで、さらに泣き続け、事態は悪化してしまいました…。このままでは、また通学班の集合時間に間に合わないのではないかと焦る私。原因は着たい服がない事?服を目の前に持って来れば解決するだろうか?困ったな、どうしたものか…。ここでしばらく距離を置いて考えました。

パセージテキストには『行動の目的』を尋ねると解決策につながる事が多いと書かれています。この子は学校へ行こうと準備をしていた。その途中で思い通りにいかなくて助けてほしくて泣いていたのかな?…私には何ができるかな?そうだ、「どうして泣いているのか」ではなく、「どうしたいと思っているのか」を聴いた方がいいな。

私:「もうご飯食べた方がいい時間なんだけど…、Tって、学校行くの?」
T:「行く!」

はっきりとした意志の強い答えが返ってきました。私は最初、学校に行きたくなくて渋っているのではないかと思い込み、不安を感じていましたが、そうではないらしい。行く気があるなら話は別。責める気持ちは無くなり、子どもを応援したいと心から思えました。

私:「そう!じゃあ頑張ろう…!」
T:「二階にある服、全部持ってくる!」

何か手伝おうか?と聴こうと考えていたのですが、自分で考えたことを伝えてくれました。「わかった、行こう!」と2人で二階の洗濯物部屋へ行き、あれもこれもと楽しく会話しながら服を運びました。あっという間のやり取りで、Tはもう泣き止んでいました。そして、良い雰囲気で支度も済ませ「行ってきまーす!」と元気に登校して行きました。

最初は、服がないからと泣く息子を何とかしたいと、目の前の問題や「原因」を取り除くことばかりを考えていましたが、これは私目線での解決策でした。この子はどうしたいと思っているんだろう?と「目的」を考えて冷静に観察すると、私から見て不適切に思う行動でも、子どもなりに何かを達成しようと行動しているようです。また、子ども自身の考えを聴こうと落ち着いて話す事で、T自身も「ただ泣いていても服は出てこないし、学校へは行けない」と考えることができたんじゃないかな、と思いました。

私目線の指示や声かけではなく、問いかけをすることで、「学校へ行く」という子どもが自分の本来しなければならない目標へ戻ることを援助したいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

■2024.7月某日 自分で遊びを見つけよう!

アドラー心理学を知らない人が多く集まるワンダーポケットのイベントでも、みんながアドラー心理学を体験できるようにと考えた<3つのお約束>を実践してくれたお話です✨

 

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週末は次男(小5)がスポ少野球に参加しているので、母親の私も色々な役割があり、末っ子の娘(年長)も一緒について来てもらっています。


娘はいつも「お母さん、一緒に来て!」「ブランコ押して!」と遊びに行く場に私を呼びます。「〇〇ちゃんがいるから一緒に行っておいで!」と言っても「嫌だ、お母さんも!」と必ず呼ぶので負の注目の悪循環に陥り、私は次男の試合や練習を集中して見ることができませんでした。また別の時には「やることがない…つまんない…。何したらいいの??」と聞いてきます。もっとみんなと遊んでほしいな…。他の子は子ども同士で遊べていていいな…と思う日々でした。


そんな時にリーダーさんから「ワンダーポケット3つのお約束」の話を聴きました。

①自分で遊びを見つけよう

②ヨソの子を見よう

③みんなで語り合おう


3つのお約束とは、リーダーさんがやっている子育て支援の場で、アドラー心理学を知らない親子もみんなで一緒にパセージの最初のページにある【心理面の目標】(1)私は能力がある (2)人々は仲間だ」を達成できるようにと考えられたルールやお作法のようなもののことです。その中の『①自分で遊びを見つけよう』に取り組んでみることにしました。


まず、今まで娘に接していた自分の姿を振り返りました。私の近くにいて欲しいためにこちらから娘に遊びの提案をしたり、私が手持ち無沙汰になるとせっかく友達と遊んでいる娘に声をかけてみたり…。と、私が子どもの課題に介入して、子どもが自立する機会を奪っていたことに気づきました。


そこで、子どもから離れてみることにしました。ちゃんと遊んでいるかな?と心配して見に行くことや、他のお母さん達に娘の話し相手や遊び相手になってもらうのは申し訳ないな…と思うことをやめて、娘を信頼する。他のお母さん達には娘の相手をしてくれてありがとう!という気持ちでお任せしてみました。


すると、虫好きなお友達が「捕まえに行こう!」と娘を誘ってくれました。虫嫌いな娘はちゃんと遊べているだろうか…と不安になりましたが、娘が私を呼ぶことはありませんでした。『①自分で遊びを見つけよう』達成♪


後から、一緒に遊んでくれていたお母さんに「娘ちゃん、虫取り網でカエルを必死に捕まえてたよ!」と教えてもらい、普段は見ることができない娘の姿を知ることができ嬉しく思いました。『②ヨソの子を見よう』もしてもらえたし、こうしてお話するきっかけにもなったので『③みんなで語り合おう』も達成♪

他のお母さんに娘を見ていてもらったことで、私はチームの仕事をしたり、集中して試合を観ることができ、能力や仲間を感じてとても勇気づけ
られました。私も『ワンダーポケット3つのお約束』3つとも達成♪この勇気づけの輪を広げるために、次回は私が子ども達と遊び、他のお母さんにチームの仕事をお願いしたり、試合をゆっくり観てもらったりしたいと思いました。


自分の行動を変えてみたら娘は自分で遊びを見つけることができ、まわりのお母さんたちを信頼してお任せしたことで、みんなで協力し合える場になりました。私は『ワンダーポケット3つのお約束』の①に取り組んでみたのですが、結果的に全部のお約束を達成することができていました!!


3つのお約束はアドラー心理学にもとづいて考えたものなので、連動するようになっているのだそうです。アドラー心理学を知らなくてもアドラー心理学にもとづく行動をとると、こんな風に変わるんだと分かり、アドラー心理学の奥深さや面白さに改めて気付かせてもらった出来事でした😍

 

 

 

 

 

 

 

■2024.6月某日 ゲームは家族の味方だった!?

自分の意にそぐわない子どもの意見を取り入れるのは、勇気がいりますよね。でも、そこから思わぬ世界が広がることもあるんですよね~✨

 

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なんとわが家に
、ゲーム機というものをお迎えすることになりました!

私の今までの価値基準では「ゲームは、私にとっても子どもにとっても生きていく上で必要ないもの」と思っていました。(ゲームが好きな方、不快な思いをさせてしまったらごめんなさいm(_ _)m)


なので、数年間にわたって子どもが「お誕生日プレゼントにほしい!クリスマスプレゼントにほしい!」と何度となくお願いしてきても、「そんな高いものは買えないよ~」「テレビの時間も守れないのにゲームなんて買えないよ~」と理由をつけては買うことを阻止してきました。

でも、あるとき、お友達のゲームで遊ぶわが子の姿にモヤっとする件でグループカウンセリングをしてもらっていろいろ考えた結果、「私にとってゲームは、生きていく上で必要ないものと思っているのだけれど、子どもにとっては必要なものかもしれない!?」という風に見方を変えてみることにしました


家族会議で、子ども達に「私、今までゲームはなくていいと思っていたから、ゲーム機を買わなかったけど、TとJがそんなにほしいなら買ってもいいかな~って思ってるんだけど、どうかな??」と聞いてみました。すると「えっ!!!いいの!!!やったね~✨」とTとJは手を取り合って喜びました。

「でもね、ゲーム機って、すごく高いの。お母さんが頑張って1ヶ月働いたパート代の半分ぐらいのお金がかかる。だから、TとJふたりの次のお誕生日プレゼントにしたいなと思っているんだけど、どうかな??」と提案。すると「わかったいいよー。」と言ってくれて、どうしても守ってほしいことだけ伝えると、「学校行く日は、ふたりで30分にする。Jいいよね!?」「うん、いいよいいよー!T、休みの日は1時間にしようー!」「うん!」とふたりでルールをぱぱっと決めました!

ゲーム機と暮らし始めて2週間。ゲームをするために宿題を早くする、学校の準備を早くする、片付けをする。これは賞になっている??それとも娯楽のひとつ!?とモヤモヤすることも多々あるし、「いいところだったのに、延長してよー!」と言われて困ることもあったけど、私はゲームや機械に疎くて、なんともしてあげられない。知っているのは夫のみ。そうこうしているうちに、私には何も言ってこなくなりました。

夫はゲーム好きで、ゲーム機の使い方や攻略の仕方は夫に聞けば教えてもらえる。夫にいろいろ聞きたいことがある子ども達は、朝から夫との会話が止まらない。土日の3人でのゲームタイムも楽しそう!そんな姿をみるとちょっとほっこりする私。子ども達と夫との仲間度はあがったかな♪私は…、子どものやりたいことに少しは関心が持てるようになったかな♪

今まで宿敵と思っていたゲームがわが家の味方になってくれたのかも✨私の価値基準で決めつけず、子どもが好きなこと関心があることに純粋に心を向けたいなと思いました☺

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■2024.6月某日 感情的な長女。そうさせていたのは、まさかの私!?

自分1人では気付けないことに、たくさん気付けてラッキーなグループの例会💕体験してみませんか~?😆

 

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ある日のことです。夕飯を作っていると、長女(小2)が「ママーお腹すいた。なんか食べるものない?」と言いに来ました。私は家事をしながら「グラノーラ食べたら?」と言いました。長女はしばらく探していましたが、「ママーないよー」と言いました。


私は「あれ?そうだった?」と言って夕食を作り続けました。すると長女が「も〜ないじゃん!なんでないのにグラノーラ食べてっていうの?」とイライラ怒りながら言いました。

「あれー?あったと思ったんだけどなー」と長女に背を向け料理を作り続ける私。「もー!ママ探してよ!」感情的に怒る長女…。

私は「イライラしないで言ってくれる?」と長女に言いました。

感情的になりやすい長女に「感情的にならずに落ち着いて人にお願いすること」を学んでほしいと思っていた私は、この話をグループのみんなに一緒に考えてもらったのですが、ロールプレイをして長女の気持ちになって聞いているうちに、そもそも私の対応が長女を怒らせていることに気がつきました💦😅

長女はグラノーラがなくて困っているのに、私は適当に返事をして長女に背を向けて料理を作り続けていました。怒ってまでしないと、向き合ってくれないママだったのだと思います💦😭

もっとちゃんと子どもの目を見て話を聴き、気持ちを相手に向けて過ごしていきたいと思いました☘

でも、このことに気づいてからも、長女が「ママー、今日ね学校の…」と話しかけてきた時、仕事のことを考えていて、子どもの顔を見ずに「へー、へー…」と適当に返事をしていた私。

あれ?今何の話してた?とハッと思い出して、「その話もう一度聴かせてくれる?」と今度は長女に心を向けて聴くと、学校のトイレの窓から鹿が歩いているのが見えたというお話!「えー!ほんとにー?」と盛り上がると同時に、こんなこと今までたくさんしていたのだろうな…と改めて気付きました😭

それからも、心を向けて話を聴くことを意識して過ごしていると、娘が感情を使うことが減った気がしています☘

また、グループの仲間に私が気づいていなかった長女の良いところに気づかせてもらい、私の長女への構えが変わり、関係も前より良くなったと思っています✨

今後も、相手にとって私の対応はどうだろうと振り返りながら過ごし、良い関係を築けるように努力していきたいです☺

 

 

 

 

 

 

 

■2024.5月某日 できごとをどう見るかは自分が決める

忙しい朝のハプニング。私の見方1つで世界が変わるんですよね~✨毎日幸せ物語を紡いでいる私たちです♪

 

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夫も私も仕事がある平日の朝。私が次女を幼稚園まで送り、そのまま仕事へ向かう出発10分前のできごとです💨


私がリビングで支度をしていると、玄関前で作業着に着替えている夫が「おーい、なんか床が濡れとるー」と私を呼びました。(濡れてるなら自分で拭いてよー!)と思いながら玄関へ行くと、夫の作業着の下半身が濡れていました💦

玄関前に置いてあった次女のリュックから水が漏れており、夫は床にできている水溜りに気づかずその場で着替えた様子。「この作業着あかんわー」と言いながら濡れた作業着を干し、着替えを取りに行く夫。私は(床の水溜まりはそのままなんかい!)と少しイライラしながら床を拭きました。

でも、そうだ!できごとをどう見るか、イライラするかしないか、全て私が決めるんだった。私が目指すのは協力的に助け合える家族だ!と思い出し、パセージで学んだことを使って家族の良いところを探しました。
・夫は状況を伝えてくれ、私や娘に文句を言うことなく濡れた作業着を自分で干してくれた

・本来着ていくべきものとは違う作業着を着ることにしてくれた
・一番時短になるよう私に床拭きを任せたのかもしれない

そう考えると、夫は自分にできることをたくさんしてくれていて協力的。[何も手伝ってくれない悪い夫・1人で後始末をする可哀想な私]をしていては、協力的な家族に向かわないんだったなと思い出し、気持ちが少し落ち着きました。

そこへ次女がやって来て、ベタベタに濡れたお気に入りのリュックを見て騒ぎ出し「このリュックで行く!」と言いましたが、家族の良いところ探しスイッチが入っていた私は、娘がリュックを大切に思ってくれているのは嬉しいことだし、したいことをはっきりわかりやすく伝えてくれる娘を協力的だと感じ「よし、私も娘に協力しよう!」と思うことができました。

出発まであと数分のバタバタした朝でしたが、次女の話を聴き、相談した結果、べたべたのリュックを数分だけ脱水してあげることになり、次女は湿ったリュックを満足そうに背負って登園しました。


イライラした1日の始まりになるところでしたが、アドラー心理学から学んだことを使って私が見方を変えたら協力的な家族の姿があり、家族に感謝する気持ちが湧いた朝になりました✨

 

 

 

 

 

 

 

 

■2024.4月某日 まずは子どものチカラを信じておまかせしよう♪

じつはNちゃんは不登校です。勇気を出してこの場に出てきてくれてうれしかったのですが、楽しんでくれるかな、大丈夫かなと周りの大人はちょっとドキドキでもあったのです😆

 

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結メンバーの子どもたちが集まる春の遠足でのお話です。
私は、自分の子たち(娘Y・年少、息子・年長)と参加していました。その遠足に、初参加のNちゃん(小4)がいました。
Nちゃんが緊張しているようにみえたので、私は周りのメンバーに馴染めるかどうかを心配していました。

あるゲームが終わると、Nちゃんは、景品のお菓子が残ったブルーシートのそばに立っていました。ブルーシートではお菓子を囲むように小中学生の男子が3人集まって話をしていました。Nちゃんはまだ、自分のお菓子をとれていないようです。私は声をかけることにしました。

私「Nちゃん、もうお菓子とった?」
N「お菓子とれないな。まあ、芋けんぴ、いらないから、いっかな・・・」(悲しげな表情)
(Nちゃんが困っている!あきらめないで、とってほしい)と思った私は
私「芋けんぴ、お母さんに持って帰ったら喜ぶんじゃない?」
N「え、でもー・・・」(なんだか浮かない顔)

(あれ、ちょっと待って。私は、お菓子をとらせようとしているかも。お菓子をとるかとらないかは、Nちゃんが決めることだ。Nちゃんがどうするか、まずは信じて待ってみよう)

私「・・・」(何も言わずに見守る)
N「じゃあ、Yちゃんにお願いする。Yちゃんお願い」
Y「わかった!」
Yがお菓子を取り、Nちゃんに渡す。
N「ありがとう」(ニコッ)
Y(満足気な表情でうなずく)

Nちゃんがとった行動は、私が想像していたものとは違っていました。でも、私はNちゃんの選んだ方法を、素直にいいなと思いました。私ではなくYに頼んだことで、Yも嬉しく思い、子ども同士のお願いと協力でよい関係性(感謝・交流)が生まれたように感じます。また、自分でお菓子をとるかどうかに注目するのではなく、Nちゃん自身が工夫して考えた方法(自分から人に頼む)で動けたことに注目すると、違う世界に見えてくることもわかりました。

私達(大人)は、つい良かれと思って子どもに手出し口出しをしてしまいがちです。この場面でたとえると
・私が取ってあげる
・私が男子に声かけをする
・私がYに「とってあげて」と声かけをする
・私がNちゃん自身でとれるように声かけをする
などが思い浮かびます。

私は最初、Nちゃんが困っているみたいだから何とかしてあげないと!と思っていました。
けれど、考えてもらうきっかけを渡したら、私の働きかけは一旦ストップ!子どもには自分で解決していくチカラがあると信じて、おまかせしていこうと思います
子ども自身の『私は能力がある』と感じる体験につながり、私も子どもの行動が素敵だなと思えて、見守ることの大切さに気づけた出来事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

■2024.3月某日 子どもの変化を夫婦で実感~パセージから学んでこと~

1歳の子にもパセージは役立つんですよ~♪

 

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 あちこち動き回るようになった1歳半の娘。いろんなことができるようになり、ダイニングの椅子やテーブルにも自力ではい上がって登るようになりました。自分で椅子に座ってくれるのはとても助かるのだけど、椅子の上に立ってはしゃいだり、しまいにはテーブルの上に上がってハイテンションでおどりたくります😅

見ているこっちは落ちてケガをするんじゃないかと冷や冷やで、テーブルに登らないよう椅子をゴムバンドで固定したり、「〇〇ちゃん、登ったらダメだよ!」と言いながら、その都度、抱っこで降ろしていました。

ちょうどその頃、パセージを受講していた時期と重なり、リーダーさんに子どもの様子を聞いてもらいました。

私「テーブルから落ちて流血するんじゃないかと冷や冷やです…」
リーダーさん「自分から降りることはないだろうし、危険と思うことでも子どもに少し体験しておいてもらうことで、それが “危険のワクチン” となるからきっと大丈夫。子どもへの信頼、尊敬だよ!」

リーダーさんのその言葉を信じて、ちょっと離れたところから子どもを見守ることにしました。そして、「テーブルはまんまを食べるところだから、上るところではないよ」と子どもに伝え続けました。

何度か言葉で伝えて、様子を見守ること数日、テーブルに上ることはしなくなりました。その後も椅子の上ではしゃぐことはあっても「ちょっとくらい落ちたとしても、きっと大丈夫。危険のワクチン」と信じて見守れるようになりました

不安な気持ちで接していたときは「不適切な行動をやめさせないと」という考えばかりで、「子どもの行動を私の思い通りにしたい」という気持ちにまでなっていました。しかし、子どもが体験するチャンスを奪わないように見守るようになってからは、心に余裕ができて、結果、子どもの不適切な行動も減りました。こちらの心の持ち方次第で、子どもの行動は全く違う見え方をすることがわかりました。

子どもへの尊敬と信頼が足りなかったなぁと反省した出来事です。そして、その様子を隣で見ていた夫も子どもの変化にすごく驚いたようで、夫婦でパセージのすごさを実感できた出来事でした。

だまだパセージについての理解が浅い自分ですが、これからも学び続けたいと思います。 

 

 

 

 

 

  

■2024.3月某日 はじめましての人たちでも♪

たった2時間でこんなことになるんですよ。プチパセージ、ぜひ体験してみてくださいね✨

 

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先日、先輩リーダーのプチパセージ(パセージお試し版)に初めて参加したときの話です。

 

4才のお姉ちゃんと1 才の弟くんがいるお母さんがお困りごとを話してくれました。「毎日仕事に追われて子どもとの時間を十分にとれていないんじゃないか。子どものやりたいことを一緒にやってあげていない。でも仕事も家事もしなくてはいけないから、どうした らいいか分からないんです」とのことでした。

 

ママ友とこういった話をすると、同意や共感で終わってしまい、その場はよくても結局モヤモヤしたまま…ということが多いと思うのですが、アドラー心理学ではこういった件を丁寧に扱い、みんなで考えます。リーダーさんの提案で「お子さんに付き合ってあげられていない」と思うお休みの日の一コマをエピソードで話してもらい、ロールプレイしてみることになりました。

 

ロールプレイして子どもになってみると、“一緒に遊んであげられなくて、満足させてあげられていないんじゃないか”と心配していたお姉ちゃん役の感想は、「好きなことを好きな分だけできて満足。やりたいことをやらせてくれるお母さんは仲間」という感想がほとんどでした。

 

お母さんは自分が思っていたのとは違う子役たちの感想に驚いていました。肩の力が抜けて、雰囲気が優しく柔らかく変わるのを感じました。

 

その後、お母さんとしてはノーマークだった弟くんを勇気づける代替案をみんなで考えました。弟くん役の感想の多くは「いきなりテレビを消されて仲間じゃなかった」というものだったからです。みんなで考えたいくつかの代替案を試す中で、お母さんがどんどん柔らかい雰囲気になっていくのが分かりました。

 

まだパセージを知らない方なのに、お母さんの話し方は自然と「お願い口調」に変わり、弟くんを勇気づけるための代替案なのに、お姉ちゃん役も勇気づけられ、最終的に姉弟2人とも勇気づけられるステキな代替案になりました。お母さんは笑顔になり、プチパセージが始まった時とは雰囲気が変わり、表情も柔らかくなりました。

 

1人で悩んでいる時は答えが見つからず無限ループに入ってしまうようなお困りごとでも、グループで考えることで、違う見方を体験したり、違う考え方を知ることができます。なにより、一緒に考えてくれる仲間がいることはとても心強いことだと思います。

 

プチパセージはパセージ体験ができるお試し講座なので、参加者はまだパセージを知らない方々です。また、この場で初めて会う人同士の集まりです。そのような場でも、アドラー心理学の考え方や雰囲気に包まれると、お話してくれた方だけでなく、その場にいるみんなが仲間だと感じ、また頑張ろう!と思えることを体感し、心がふるえた出来事でした。

 

その後、そのお母さんは、1月からのパセージを受講され、一緒に学び続けています。(^^) 

 

 

 

 

 

 

 

■2024.2月某日 私の不安は思い込み

意欲的な子なんて羨ましい!と思いきや、親は親で不安があったりするものなのですよね~。

 

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昨年の11月、小6の娘が『中学で水泳部に入って活躍したいから、入学準備として2月から選手コースへ移籍したい』と伝えてきました。

 

「水泳だけでも週3〜5回のレッスン+遠征生活で、送迎の負担は激増」「中学からの勉強との両立はどう考えてる?」「 以前からずっとハードな練習を積み重ねている同世代の子達を、今更めげずに追えるのかな…?」「 なぜ今ではなくて2月から?etc…」 、色々な不安や疑問が浮かんだ私は、【子どもの課題】と【親の課題】を頭の中で整理したうえで、想いを詳しく聴いていきました。

 

すると

・1月末までは今のコースでの目標を達成したいこと

・勉強は 塾には行かずに学校の授業+通信教育でやっていくつもりであること

・送迎や食事時間の変更等で家族に負担がかかることは承知していて、自分にできることを効率よくやりながら手伝うつもりでいること

などを具体的に話してくれました。

 

子どもの考えや目標をきちんと理解できたことで「まずは私が変わらなければ!」と思い、私の不安や面倒といった自己執着は捨てて「子どものチカラを信じ、子どもが本当にしたいと思うことを応援していこう」と心から決心することができました。

 

迎えた2月。

選手コースでの練習が始まり、帰って来た初日、

「まずは、ひとり置き去り、なんてことにならないように頑張ろう!と思っていたけど、同じタイミングでコース変更した子もいたし、これまで練習を積み重ねていた成果で、そんな風にはならなかった。それに、周りの人たちの泳ぐ姿は見ているだけでも勉強になるから、燃える🔥  (水泳部のプール練習が始まる6月までの)あと4ヶ月で自分がどれだけ伸びるか、楽しみしかない!」

目を輝かせて語っていました。

 

私の色々な不安は思い込みだったし、やってみる(行動する)ことで次の世界が見えてくるのだと、娘から学ばせてもらいました。

 

大の負けず嫌いで、勝負事に一喜一憂して大騒ぎしていた小さい頃が嘘みたいに、自分の力を信じて道を切り拓いていく一方で、周りの人達にもリスペクトの心を持てる子に育っていました。自分で目標を決めて一つずつ意欲的に進めて力をつけていく娘の姿が頼もしく、そんな娘に協力させてもらえる今が、幸せです✨

 

 

 

 

 

 

■2024.2月某日 感情を使わず「やさしくきっぱり」やってみた!

「私のいつもの対応で子どもは何を学ぶ?」と思い直し、感情を使わず、やさしく、あかるく、きっぱり✨をやってみたお話です。

 

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小4、小2、年長の子ども達のとのやりとりです。

我が家では「休みの日は19時までにゲームを切り上げること」がルールになっています。

今日も19時を過ぎたので声をかけました。
しかし、子ども達はみんな返事をするだけで、一向に動こうとしません。

  

私「もう時間だよ〜。」

子ども「あと5分だけしたい〜!」

 

ここでいつもなら、じゃああと5分だけ…と甘やかしてしまう私。

それでイライラする、なんてこともあるのですが…。

 

「これで子どもは何を学ぶ?」と思い直しました。そこで私は、

 
やさしく、

あかるく、

きっぱりと、

 

「もう時間なので、お片付けお願いしまーす!」と、伝えました。

 

すると下の2人は、「はーい!」と返事をして片付けてくれました。

 でも、一番上の子は、なかなかやめてくれません。

 
そこで、

「これ以上やると、ご飯やお風呂の時間にずれこむから、困るんだけどなぁ。。。」

「20時からのテレビも一緒にみれないじゃーん!」

(19時からお風呂に入ってからご飯の予定でした。)

 

と伝えると、「わかったー」と片付けてくれました!

 

感情を使わずに、わかりやすく伝えると、伝えたいことがちゃんと伝わるのだなと思ったできごとでした。

 

これからも子どもたちと対等な関係でいられるよう、心がけていきたいです!

 

 

 

 

 

 

■2024.1月 こんな日のために学んできた?

親も一緒に落ち込んだり動揺してしまうようなときこそ役立ちました!というお話です♪

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高3の娘Rの共通テストが終わりました。昔でいうところのセンター試験です。当日もまずい…と言って帰ってきましたが、自己採点の結果は、予想以上にダメだったみたいで、二次試験は満点を狙う勢いで臨まないと厳しい状況とのこと。

これまでの成績を考えたら、多分大丈夫だろうと思っていた志望校なので、それを聞いた瞬間、私は自分がどよーーーん🌀と暗い気持ちになってしまい、まともに話を聴くことはできず、「そっか…」とだけ言って、その日は終わりにしました。勇気づけはできなかったけど、自分の陰性感情をぶつけて勇気をくじくことはしないで済んだと思います。【パセージやパセージプラスをしてきてよかったと思った瞬間①】とりあえずストップできた👍


そして、自分の陰性感情を観察しました。私が落ち込んだり動揺してどうする‼本人はもっと後悔やら反省やら、陰性感情でいっぱいなはず。こういうときこそ、勇気づけ‼️


翌朝、思いのほか、いつもと変わらぬ様子で起きてきたR。「あれ、思ったよりどんよりしてないね(笑)」と言うと、「うん、終わったことでくよくよしても仕方ないからね」と笑う。おぉ、アドレリアンキッズすごい✨と思いました。

ところが、学校から帰ってきたRは「楽天的すぎた…」と暗~い顔で話し始め、「応援してくれたみんなに申し訳なくて…」と涙がぽろぽろ。学校で一日いろいろ考えたのでしょう。後悔、反省、この先の不安、迷い…、いろいろな感情にまみれていました🌀


私にできるのは、話を聴くことくらい。勇気づけの第一歩は話を聴くこと☘️これ本当なんだなーと思いながら、あふれる思い、つらつらと出てくる考えを話してもらうことができました👍【パセージしてきてよかったと思った瞬間②】


後悔や反省を語るRの話を聴きながら、見えてきたのは、Rのがんばり・努力・やさしさ・思いやり・思慮深さ・でも、至らぬ可愛らしさや愛嬌・人間らしさ(?)など💕どんなときにも、いいところや適切さを探すことがあたりまえにできるようになっている私😆【パセージをしてきてよかったと思った瞬間③】


あぁ、この子は大丈夫だと思えました☘️たとえ第一志望には受からなかったとしても、この子自身、この子の人生そのものはまったく大丈夫✨だと思いました。


思う結果が出せず、反省・後悔してしまうようなこの事態は、結果としては残念だし、今この状況は苦しいと思う🌀だけど、こんな苦しい経験ができたことも、人生においては、きっと良い体験になる✨落ち込む気持ち、くよくよ後悔してしまうような気持ちを分かってあげられる人になるし、この先の人生の糧にもしていけるだろう✨


「よかったね‼️」と思い、そのまま伝えると、泣き顔がほころび「…うん。でも、やっぱり今は辛いけどね!」と笑いながら答えた後、間もなく
して泣き止み、「勉強してくる!それしかない!」と気持ちを切り替え、2階へあがっていきました。


よくない状況の中にも、「よかった側面」を探すことができるようになっている私。こんな心持ちで話を聴くうちに、Rは自分の考えが整理され、今すべきことの答えが見つかった様子。【パセージをやってきてよかったと思った瞬間④】


この日は、夕飯でおりてきたときにも、もう一発、今度はもっとガッツリ話を聴いて、一緒に考える場面もありました。また、後日、さらにショッキングな「今年はボーダーがだいぶあがってしまったから、志望校を変えた方がいいのではないか」という話もあり、再び深刻な顔で悩む場面もありました🌀


でも、どんなときでも、私がすべきことは同じ。すべてパセージやパセージプラスで学んできたこと‼️【パセージやパセージプラスをやってきてよかったと思った瞬間⑤】


現在Rは、第一志望校の推薦入試の結果を待ちつつ、先生方が探してくださった「こんなにいい学校があったんだ!?」と思える遠方の大学の二次試験に向けて準備しています。どちらになってもうれしい💕最高~✨と言いながら。


やりたいことや目指したい道がはっきりあって、それを伝えることができていたからこその、先生方からのご提案、お導き✨何もかもに感謝です✨

「自立」と「社会を調和」して暮らせる方向に向かって確実に歩んでいるR。私1人で育てているわけではないなぁ、とも思えた一連のできごとでした。

 

 

 

 

 

 

 

■2023.12月 パセージで脱偏食!!

長年の悩みは何だったの!?パセージを受講したからよく聞く言葉です😆

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 超がつくほどの偏食な5歳の息子。食べられるものは、白米、ポテト、アンパンマンカレー、クリームパスタ、味噌煮込みうどん・焼きそば・ラーメンなどの麺のみ、甘い系のパン、ウインナー、ポテト、気分で卵焼き、ササミかつ、バナナ、りんご、ぶどう、みかん。これ以外のものがお皿に乗っていると嫌だ!と癇癪を起こすので、毎日息子の食べられるものだけを盛り付けた特別メニューを準備していました。(2歳の妹は大人と同じものを食べているのに…!)

 

よく「うちの子、偏食なんです。全然食べないんです」と聞きますが、家では食べなくても、園ではそれなりに食べている子が多い中、うちの子は給食も同じように食べないので、保育園でも特別対応してもらっていて、どうしてこんなに食べないんだろう…といつも悩んでいました。特別メニューを用意することは、負担すぎることはないけれど、毎日同じメニューで栄養偏ってるよな…と食事のたびに気が滅入っていました。

 

「七夕のお願い事なんて書く?」と聞くと少し悩んで、「何でも食べられるようになりますようにと書いてほしい」と言った息子。この子もみんなと同じように色々なもの食べられるようになりたいと思っているんだなと知ることができましたが、状況が急に変わるはずがありません。

 

ある日の夕飯の出来事で、もやもやすることがあり、思い切って自助グループのみんなに聞いてもらうことにしました。すると、「食べることに関して一切注目をしないということをやってみてほしい」とのこと。もはや、本当に偏食なのか、偏食を使って社会と所属しているか分からない状態だからと。偏食が社会とつながる手段になっているかもしれないなんて、目から鱗でした!

 

息子が食べることを始めてから約4年間、ずっと食べないことに悩み、注目し続けてきた私。偏食が心配で、栄養士さんに何度も相談したし、発達相談をし、検査も受けました。それでも何も解決せず、ずっと悶々としてきたので、食に関して一切注目しないってどういうこと!?と手探りなものの、今までと違うことを試してみようと実践を開始しました。

 

キーワードは「しれっと」。

 

まずは、息子特別メニューのまま、「ポテトに青のりをかける」など、いつも食べている物に初めてのものを少しプラスしてみました。

そして、「食べないの?」「これ食べたらおかわりしていいよ」などと言うことをやめる。残しても何も言わない。すると、食べた!!

 

次に、グループのみんなから、特別メニューのままでは、そのこと自体が注目になるのでは、という意見をもらい、ふむふむ。

家族4人全員同じメニューのカレー。事前にカレーにするね、と伝えておき、大好きなポテトと手作りカレーをしれっと。(普段は、手作りカレーを出すと、アンパンマンカレーがいい!食べたくないと癇癪を起こします💦)

 

ポテトに喜び、手作りカレーであることに気付くも、癇癪を起こさない…!「野菜もう少し小さくして~」とお願いされたので小さくすると食べ始め、1/3 程度食べたところで「お腹いっぱいになっちゃった。ごちそうさま。せっかくママが作ってくれたのに残しちゃってごめんね」と息子が言いました。その後は、何か食べたいということもなく就寝。

 

いつもの私なら、食べてほしいから「カレーも食べるんだよ」と何度も念を押してしまったり、野菜が嫌だからお腹いっぱいじゃないのに残してる…、保育園でもあんまり食べてないのにかわいそう…と考え「白いご飯食べる?」とか聞いていましたが、それもやめてみました。

 

しばらくそんな生活を続け、ある休日に豚骨ラーメン屋さんへ。外出先の近くで入れそうなのはここだけ。豚骨ラーメンは食べたことがないので不安もありましたが、ここは食べられそう?などと敢えて聞かずにしれっと入店。最初の見た目で、んっ!?となっていたものの、しれっとスルーしていると、おそるおそる一口。おいしい!とパクパク食べ始めました。

 

こんな日々を続けていると、まずお皿に食べられないものが乗っていても癇癪を起こさなくなりました。そして、今まではラーメンにねぎが入っていたら、それだけでごちそうさましていましたが、ねぎを自分で取り除いて、麺は食べようとするなど、自分で考えて、食べられるものは食べようとする姿も見られるようになってきました。

 

先日の出来事です。保育園で毎回残していたおやつのポテトもち。あー、今日はポテトもちかぁと言っていたので、「前もコロッケ食べれたし、一口食べて嫌ならやめてみるのは?」と聞くと、「なら一口食べてみようかな~」と。そして、帰ってくるなり、「ポテトもちがこんなに美味しいなんて知らなかった!3回おかわりした!」と興奮気味でした。

 

私の対応を変えることで、こんなにも変わるのかと驚きとともに感動しています。勇気づけられた状態だからこそ、一口食べてみようと挑戦する気持ちが出てくるんだと実感しました。食べることは生きること。少しでも食の世界が広がって食べることが楽しいと感じられるといいなと思うので、これからも実践していきたいです。そして、長年悩んできたことを一緒に考えてくれる仲間がいることにとても感謝しています。

 

 

 

 

 

 

 

■2023.10月某日 【畑deアドラー】めぐるめぐみ畑

大人も体感!失敗したときこそ勇気づけ♪のお話です。

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その日は、自宅から車で20分ぐらいのところにあるアドラー畑で、親子何組かと畑作業をしていました。畑作業の後、車に荷物を積み込むために車を移動させようと思ったら、車のスマートキーがなっ…ない…^^;

 

いつもは鞄に車のスマートキーを入れたまま、鞄を持ち歩くのだけれど、この日はなぜか車のカギだけ出して、上着のポケットに入れた…のがアカンかった…^^;

 

畑を掘り起こしたり、友人家族にも一緒に探してもらうが見つからず…。

 

たまに、携帯や家の鍵が行方不明になることがあり、その度、夫に「大事な物はちゃんとしまっとけよー!」と言われるので、今回も「ヤバい!怒られる…」と思いながら、恐る恐る電話。事情を話して、家からスペアキーを届けてもらうことに。

 

「ちゃんと鞄に入れて置けばこんなことにならなかったのに…」という後悔、「夫に怒られるかも…」という恐れ、「見つからんかったらどうしよう…」という不安、いろいろな感情と戦いながらなんとかスペアキーで自宅に帰宅。帰宅後すぐに、夫や子ども達に「ごめんねー。ご迷惑をかけてすみませんでした。」と謝りました。

すると夫が、「今度からカギをなくさないためにどうするといいんやろねー!?」と茶化したように聞いてきました。

私は、バカにされた気がして陰性感情−100ぐらいで、「私は、子どもじゃないから、これからどうしたらいいかぐらいわかってる!!!カギをなくして、迷惑かけて、めっちゃ落ち込んでて、申し訳ない気持ちで謝ってる人にそんなこと言う!?信じらんない!!」と言い放ち、頭を冷やすために買い物と称してプチ家出…。

 

 


パセージテキスト29Lに「目安として10歳以上の子どもに〝どういうことがわかりましたか〟と結末について整理させたりすると、ほとんどの場合は反発されます」と書いてあります。

カギをなくして勇気くじきしているところに、追い討ちをかけるような勇気くじきの言葉をかけられて、私は反省するより、反発が生まれました。悲しさと怒りで、スペアキーを持って来てくれた夫への感謝の気持ちも吹っ飛んでしまった…!

自分の失敗体験から、勇気をくじかれた状態ってこういうことなのかぁ…、子どもっていつも私の対応からこんな風に感じているんだなぁと体感できた出来事でした。


パセージでは、12Lで「失敗した場合にも勇気づけよう」、27Lでは「失敗は勇気づけのチャンス」を学びます。失敗という体験から学ぶことは、大人になってもたくさんある。
・失敗は成功のもと!!!

・相手のよい意図や努力をみつけだそう🎶


これからは、失敗をチャンスと思い「いい体験ができてよかった」と思える関わりをしていこう強く思いました☺


ちなみに。カギは翌日、無事に見つかりましたm(_ _)m

関心を寄せてくれたみなさま、翌日も探そうとしてくれた仲間たちの存在が有難かったです。ありがとうございました!!

 

 

■2023.7月某日 くみっこグループカウンセリング

グループのみんなに送った「何気ないボヤキLINE」から気付けた「大きなモヤモヤ」が解決に向かうのお話です。
 

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無意識にイライラに蓋をして、なんとなくその場をやり過ごしていた事例から、とても多くのことに気付けた例会での話です。

 

まず最初に、小6の長男Aが自ら行きたいと言ってやっているはずの習い事の「時間を守らないこと」がとても気になっているのに、もうどうしようもないと思って見て見ぬふりをしている自分に気付かせてもらいました。

 

さらに、時間を守る守らないの話ではなく、私が「言ったことは守るべきだ!」と強く思い、それを子どもに強要していたから起きていたことだと分かりました。

 

例会では、まずAの1日の流れ、そして1週間の生活を説明しました。説明しながら、「なんてハードなんだ!」と驚きました。なんと月曜から日曜まで、毎日習い事があり、重なっている日もありました。

 

そりゃしんどいよね、でも母はやると言った事をやり遂げる事を求めてるよね、しかも全力で!完璧に!なんて厳しい母なんでしょう…。ロールプレイをして子役の感想を聴き、なんとも言えない気持ちになりました。

 

自分で選んだことをやり遂げることで「自立」と「責任」を学んで欲しかった私は、当然のように「自分で選んだことは最後までやり遂げるべきだ」と思っていたのですが、それが「休むことも辞めることもなく最後まで全うするべきだ」という意味に置き換わっていました。

 

途中で辞める、今日は休む、といった選択肢を子どもから取り上げ、自分の学んで欲しい事ばかりを見て、子どもを全く見ていなかった…。時間に遅れることは、子どもの、しんどい、休みたい、のサインかもしれなかったのに…と気付くことが出来ました。

 

そして、私自身が誰よりも一番「言ったことは守るべきだ、責任を持って完璧にやり遂げるべきだ」と思っており、裏を返せば、そうでなければ社会の一員で居られないかも…という恐怖を抱いている。とっても臆病な生活をしていたことに気がつきました。

 

時間を守らないことにイライラするというありがちな事例の中に、私の思い込みがたくさん隠れていて、それを洗い出してくれたグループの力にとても助けられました。

 

そんな臆病な自分が居るんだな、と知ったことで、これからは、もう少し自分自身をゆったり眺められるのではないかと思います。

 

また、Aに対しても、監視員のように見張るのではなく、心からの味方でありたいと思います。小学6年生、思春期の入り口に立っている彼の心の様を少し離れて見守り、選択を尊敬・信頼し、応援していきたいと改めて思いました。

 

 

 

 

 

 

 

■2023.6月某日 アトガナイズ例会

早く1人で何でもできるようになってほしい!だって、それが「自立」でしょ。
そう思って焦る母と、ゆっくり少しずつその子のペースで「自立」に向かっている子どものお話です♪
 

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自分のことは自分でやれることが大事で、何でも自分ひとりでやれるようになってよね♪と、いつも子どもの自立を目指している私とその息子T。

 

Tの宿題事情はというと

小1のときはなんとかやって行けていたものの、小2になって宿題が増えてからは全部やり終えるのに2時間コースの日々💦

困っていた私は、が2年生の2学期にパセージを再受講しました。そして「子どもの課題に口を出さない」という宿題が出たとき、「宿題あるの?」「宿題いつやるの?」「宿題やった?」などの声かけを一切しなかったらTはどうするのか、思いきって見守ることにしました。

 

するとは、見事に3週間、宿題を全くやらずに学校に行きました。

3週間過ぎた頃、担任の先生から「おウチできちんとみてあげてください」と電話もかかってきました。

 

そこで、どう思っているか話を聴くと、「宿題はやって行きたいと思っている。でも、ひとりでは宿題できない」と。

やりたくないからやっていかなかったのだと思っていたけど、「やっていきたいけど、ひとりではやれなくて困っていた」ということにやっと気づくことができました。

 

そこから、先生に相談して宿題のやり方を工夫してもらったり、何をどう手伝えばいいのか毎日相談しながら、一緒に取り組むようになって、3学期には私が側で見ているだけで、自分で宿題を終えられるようになりました。

よしよし!もうこれからは、私が手伝わなくてもひとりで宿題やって行けるよねー✨と思っていたのですが・・・

3年生になったら勉強の難易度も、宿題の難易度もアップ。放っておいたら、また宿題をやらなくなってしまいました。

「宿題のことで何か手伝うことある?」と聴くと「わからんところは教えてほしい。宿題忘れていたら、声をかけてほしい」と。

 

頼まれたからなぁーと思って、の手が止まり、遊びだす度に

ちゃん、ちゃん!はい、やってー!」

ちゃん、手止まっとるよー」と声をかける私。

 

いくら頼まれたとはいえ、毎日毎日このやりとりが続いていたので、声をかけないと手が止まるにイライラ。しつこく声をかける自分にもウンザリ💦

「声をかけられないと宿題できない子になったらどうしよう…ヤバイ!声をかけるのはやっぱりよくないよね!?声をかけられなくても自分で宿題できるようになる子にしなくっちゃ!」と苛立ちと焦りが募っていきました。

 

そこで、例会でこのやりとりをロールプレイをしてもらい、みんなに子役の感想を聞いたところ

「他のことに気をとられると宿題のことを忘れてしまうから、声をかけてもらってよかった」「声をかけてくれるお母さんは仲間だった」「声をかけてくれたお陰で宿題を終わらすことができたので能力を感じた」と言うではありませんか。

 

アレ?声をかけてよかったの??声をかけるとTのためにならないと思っていたけど・・・

「あーそうかー。Tは宿題をやりたいけど、何かに気をとられて遊び始めてしまうと宿題のことを忘れてしまって、進まず困っていたんだ!私が声をかけることで、宿題に取り組むことができているということはの援助になっていたんだ!」

と気づかせてもらえました。

 

宿題はの課題。Tの姉は小1で、1人で宿題をやれました。でも、今のには難しい。

Tが自分1人で宿題をやれるようになるために、私がと一緒に宿題に取り組むことが、今のに必要なこと。

 

子どもはひとりひとりみんな違う。他の子と比べるのではなくて親としてTをまるごと受け入れる勇気✨

『今、この子にとって私がどうするのが勇気づけなのか』という視点で関わる勇気と覚悟をもらえた例会でした✨

 

 

 

 

 

 

 

■2023.5月某日 ベトナムでもパセージ!

目指すところは協力的な家族♪
見事、話し合って助け合えるファミリーになって旅立った仲間のお話です。
 

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3月末に、子ども4人(中2,小5,小3,年長)と一緒に夫の赴任先ベトナムのハノイへ引っ越しました✈

実は…何年か前に海外赴任の話が出た時は、とても行ける状態ではありませんでした。

当時の子どもたちは、それぞれが「これしたい」「これは嫌」と自己主張するばかりで、家族のために譲ったり協力する雰囲気ではなかったからです💦

それぞれの主張を聞いて、なんとかなだめすかして暮らしていた私が、そんな子たちを連れて見知らぬ土地でやっていけるのか、不安を感じていました。

 

でも、次の機会に向けてパセージやパセージプラスで【協力】を学び、コツコツ実践していく中で、子どもたちの反応や行動が変わってきました

私も「この子たちは大丈夫」と信頼できるようになって、「パパのため、家族みんなのために行こう!」と全員一致でベトナム行きが決まったときは感動しました。

そうしてやってきたベトナムでの話です。

 

ハノイは都会!!

そもそも都会暮らしをしたことがないので、人や交通量の多さに驚いて、さらにベトナムの交通事情🛵にビビっていましたが…

慣れるしかない!ということで、春休み中、ひとりでは心もとないので、子どもも巻き込む😆子ども自身も慣れた方がいいもんね。

 

私「今日は卵ゲットしたいのでトミブン(生食OKな卵が買える日系スーパー)まで行きたいと思います。 

  最難関の交差点があるけど、あれさえクリアしたら大丈夫だと思う!一緒に行ってくれる人〜?」

 

「なんか冒険みたいだね。オレ行くわ!」と、まず次男Kが手を挙げてくれた後、「たくさん買うの〜?」と長男S。

 

私「せっかく行くからたくさん買うつもり」

S「じゃあ、オレも行った方がいいかな?」

私「荷物持ってくれるってこと?それは助かる!」

S「じゃあ、行くわ」頼もしい長男です〜✨

 

「え〜、車とか恐いな…。待ってようかな。」と音に敏感な長女N。クラクションが鳴るたびに耳を塞いでいます。

私「どっちでもいいけど、今ならみんなで挑戦できるよ〜ミッションクリア目指して一緒に行かない?」

N「うん…」

私「ママも恐いけど、何回か行ったら慣れると思うんだよね。Nちゃんも一緒に行こう?」

N「うん…手を繋いでね」

私「オッケー。じゃあ、ペア組んだ方がいいかな」

S「オレかKがE(三男)の手を繋げばいいんじゃない?」

私「そうだね。」

K「じゃあ、オレがEと手を繋ぐわ!」

私「Eちゃん、オッケー?車とぶつからないために、Kと手を繋いで歩いてね」

E「うん!」(Eは最初から行く!行く!と騒いでいました)

 

それから、歩いて15分ほどのスーパーに無事に辿り着くことができました。

 

これをきっかけに何回か買い物などを重ね、今ではそんなに構えなくても歩けるようになってきました。

まだ、大きな交差点はドキドキするけど、Nは耳を塞ぐこともなくなりました。

 

やったことないことの、初めの一歩はやっぱり恐い。でも、そこを乗り切れば初めほどの恐さは薄れていき、そのうち意識しなくてもできるようになっていくんだなぁという、まさに勇気の実践と体験からの学びを重ねています。

まぁ、失敗もたくさんあるけどね。
(荷物が重すぎて、手が痛くなったので次回からはリュック必須になりました😅)

 

協力的に育ってくれた子どもたちと、こんな体験を積み重ねていける環境に感謝して、ベトナムでもコツコツ実践していきたいなと思います♪

 

 

 

 

 

■2023.4月某日 新学期のSちゃん宅♪

Kくんが小学1年生の時にパセージに出会ってから、たくさんの失敗をしながらも、勇気づけの子育てを目指してきたというSちゃんのお話です。
勇気づけの第一歩は「話を聴く」こと。ずっとやっていると、話の中から子どもの適切さを見つけるのが本当に上手になります👍
そして、思春期男子とも、こんな風にお話しできる関係が築かれていくんですよね😘ステキ~✨
 

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息子Kがこの春から中学生になりました。

ランドセルの2倍はある大きな重そうなリュックを背負い、新しい制服で玄関を出ていく息子の肩に少し力が入っているのを感じたとき…子どもたちもそれぞれの世界で一生懸命生きてるんだなぁと改めて感じました。母である私に出来ることはなんだろう…やっぱり勇気づけ、話を聴くことだよなと思いました。


ある日の息子とのやり取りです。

K「お母さん!今日ね。クラスの級長を決める話し合いがあってね。ぼく、立候補したんだけど、全然ダメだった…」

私「ダメだったって、どういうこと?」

K「選んでもらえなかった…すごいドキドキしながら頑張って手を上げたのに、他にも上げた子がいて、その子になった」

私「そっかそっか。(笑) Kちゃん、立候補したんだ!おぉ!やったね!そりゃあドキドキしただろうね」

K「みんな手を挙げないだろうと思ったけど、他にもいて、その子になった」

私「どうして立候補しようって思ったの?」

K「うん。こないだオリエンテーションで先輩の級長さんが話してたのを見て、カッコいいなぁって思って…」

私「何がカッコ良いなって感じたの?」

K「話し方がすごい落ち着いてて…オーラがあった。ぼくもあんな風になりたいと思ったよ」

私「そうかぁ。クラスで他に何人手を挙げたの?」

K「5人かな。ボクが一番に手を挙げたんだよ」

私「一番に手を挙げる勇気がすばらしいね。Kちゃんが手を挙げたことで、みんなを勇気づけたんじゃないかな。みんなに力をあげれたんだと思うよ。お母さんは嬉しいな」

K「そっか…。(^^) 級長になった子はやっぱすごくて、初日からみんなにすごく声をかけてたし、落ち着いてるし、声も大きいし、堂々としてるし…あの子が級長で良かったと思うよ」

私「そうなんだね。人の良い所に気付いて、それを認めることの出来るところはさすがKちゃんだね。またこれからもいろんな役割があるだろうから、また自分が出来そうなことがあったら挑戦してみたらいいね」

K「うん!また立候補してみる!」

 

息子の「自分からやろうとするやる気」「挑戦する勇気」「新しい学校を楽しむ力」「選ばれなくても心折れることなくまた挑戦しようとする力」「友達の良い所に目を向けて、認めることが出来る力」「親に学校であったことを伝えてくれること」など、成長を感じてとても嬉しく思いました。

 

子どもたちの話を聴くのは本当に楽しい!子どもを勇気づける…というより、私が力をもらっている感じです!

子どもたちから学ぶことがたくさんたくさんあります!感謝! 

 

 

 

 

 

■2023.3月某日 有志による例会

事例をただ聴いて分かった気になるのと、エピソードをしっかりロールプレイして味わうのは違いますね。

これが例会の醍醐味や強みです!😆

 

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2~3カ月前から息子N(3才)が私と夫を叩くことがあり、その都度注意したり、話を聴くようにしていました。ある夜、「ハミガキして寝よう」と何度声をかけても聞く耳を持たず、工作を続けているNにしびれを切らし、私は一人寝室に行き、布団に入りました。

 

 

私:(布団から)「早くハミガキして寝ようよ」

N:(寝室にきて)「・・・・」グーパンチで3回私の肩を叩く

私「痛い!やめて!お母さんいつも叩かないでって言ってるよね、痛いよ!」

N「・・・」また叩こうとする

私:息子の手を押さえる

N:「・・・」

私:「最近どうして人のこと叩くの?」

N:しばらく考える「分からない。分からないからパセージに事例持って行って」

 

という出来事があり、例会でみんなに事例を聞いてもらったのですが、聞いてもらっただけで事例検討はしませんでした。どうして叩くのかNが答えられなかったのは私の質問の仕方が悪かったのかと振り返り、家に帰ってからこう聞いてみました。

 

 

私:「今日パセージでこの間の事例を聞いてもらったよ。Nはどういう気持ちの時に叩くの?」

N:「悲しい時だよ」

私:「そうかあ。悲しい時に叩いていたのか。教えてくれたありがとう。でもさ、叩くのは痛いからよくないよ。今度から叩くんじゃなくて『悲しいよ』って言ってくれない?」

N:(目に涙を溜めて)「・・・できない」

 

 

「悲しい時だよ」と答えてくれたので、この時の私は良い質問ができたと思っており、実際Nは私を叩かなくなりました。しかし、次の例会でこの報告をしたら事例検討しようということなり、ロールプレイをしてNの気持ちになってみたところ…、

 

 

・置いて行かれたことに対する悲しさと私に対する怒りが生じ、私を叩いた?

・叩くことでしか表現できない気持ちを抱いていた?

・そんな気持ちを分かろうとせず「叩くのは良くないよ、今度から叩くんじゃなくて悲しいよと言ってくれない?」と正論で追い詰められて、さらに悲しくなった?

 

 

Nは小さいころから言葉を上手に話し、癇癪を起こすことなく、いつも言葉で気持ちを伝えてくれる子だったので、言葉にできない思いがあるとは考えもしませんでした。でも、まだ3才…。3才の子どもに大人と同じようにふるまうことを期待していたことにも気づき、子どもらしさも大切にしたいと思いました。

 

また、学んでほしいことを伝える前に子どもの気持ちを理解することがとっても大切だと分かりました。Nとはいつも話し合いをしながら対等でいたつもりでしたが、本当に対等なのかを見直すきっかけにもなりました。

 

事例検討会をしてもらい、早くに気づけてとてもよかったです。ただ話すのと、ちゃんとロールプレイして事例検討することの違いもよく分かりました。

 

「パセージに事例持って行って」と言ったNは、ここで相談すれば分かってもらえると分かっていたのかな。いつもよく見て聴いて、何か感じているんだなと思いました😘

 

 

 

 

 

 

■2023.2月某日 がっつりワンデー

いつでも複数の可能性があると学ぶアドラー心理学。だから、代替案もいくつかあるはず!
例会後のおしゃべりの中で別の代替案があると気付いたお話です。
ちょっと長いけど、読んでみてください♪

 

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今回は、子どもが朝寝坊をしてしまった時の事例で話し合いました。

 

普段、習い事も部活も忙しい中1のSくんが、夜更かししてしまったこともあり、登校ギリギリの時間に起きてきたときのこと。

「車で送ってほしい」とお願いされました。いつもは15分かけてちゃんと徒歩で登校している子だから、単なる失敗!?

パセージの16-Lには「子どもから親に頼んできたとき」は子どもの課題を共同の課題にできると書いてあるしな…ということで、送っていくことにしました。

 

だけど、事例提供者Aちゃんはモヤモヤ。親として学んでほしいことは、【生活リズムを整えてほしい】ということでした。

ロールプレイをしました。子役の感想の中の『母は困った時、協力してくれる人。だけど、仲間とはちょっと違う気がする』が引っかかったAちゃん。

【困った時に頼れる単なる協力者ではなくて、自立に向かえる「仲間」と感じるような関係性を築きたい!!】に目標が変わりました。

 

その話を聞いて、グループのみんなは「そうだよねー!」「うーん、わかる~!」と一致団結。

みんなでテキストを見ながら案を出しあい、【家族会議で普段思っているお互いのいいところなどを話し合う場を作ってみよう!】ということになりました。

 

例会後はランチ会をしながら、みんなで事例をふりかえり「子どもにお願いされるまで、介入せず見守ることができていて、すごいと思う✨」

「いい代替案も見つかったし、良かった良かった~♪」と話していたのですが、ランチ会から参加したHちゃんとのやりとりから衝撃の展開が…!!

 

H:いつもちゃんと起きて自分で登校してるんだよね。生活リズム、ちゃんと整ってるよね!Sくん立派~♪

A:…ほんとだ!

H:だけど、モヤモヤしたんだ?何にモヤモヤしたの?

A:送っていってよかったのかな~と思って。

H:送っていってもらえるんだって学ぶと困るから?でも、いつもは自分で起きていくんでしょ?

A:そうだけど、……そういえば、前もあったんだよね。

H:だから、生活リズムを整えることを学んでほしいって思ったんだ?それでどうして代替案が「いいところを伝え合う家族会議」なの?

A:何となく親子関係がよくない気がしてて。

H:そうなんだ。どういうときに??

A:習い事の帰りの車とかで話しかけても、あんまり応えなかったり…?

H:まー、思春期男子だし、疲れて帰るところなんだもんね。親子関係が悪いからなのかな?

A:あれ?悪いわけじゃない…のかな!?

H:みんな、どう感じたの??この事例のやりとりだと、悪い感じはしないけど…!?

みんな:うん、悪い感じはしなかったかな。

 

しばし黙っていたAさん、何かに気付いた様子で

 

A:私が何となくそう思っていたから「車で送ってほしい」って言われたとき、ここは(お願いを)聞いておいた方がいいなって機嫌を取ろうとしたんだと思う。

H:…それで介入したんだ!それ(子どもの課題への)介入じゃない??(笑)

 

 

一同、ハッとしました。みんなその時まで、まさか「介入している」話だなんて思ってもみなかったから。

 

でも、よく考えてみると、寝坊した時にどうするか、学校へどう行くかは子どもの課題。寝坊しないようこれからどうするか考えるのも、生活リズムを整えるのも子どもの課題。【生活リズムを整えること】を学んでほしかったら、ここは送っていって間に合わせるお手伝いをするより、遅刻してしまうという結末から、体調管理や夜更かしについて考えてもらうよい機会。

 

その方が【困った時に頼れる単なる協力者ではなくて、自立に向かえる「仲間」と感じるような関係性を築きたい!!】にも近づくかも😆

 

子どもからのお願いを引き受けるか否かは、子どもが自立に向かえるかどうかを考えることが大切だと気づけました。

 

今回、私たちが出した代替案は「いつもの自分たちの好みの方法、いつものパターン」でした。介入が大好きで、何でもかんでも共同の課題にしたり、子どもの話を聴くと言いながら親が聴きたいことを聴こうとたり…、そんな代替案を出すのが得意な私たち😅

 

でも、違う視点で見たら全然違う代替案もある、ということに気づくことができました。

 

えっ!!これが介入になるの~!?と衝撃だったけど、事例提供者さんやグループの癖に気づいて笑いあえて、一人一人の距離感がまたグッと近くなった気がして、最高に楽しい例会になりました!これからも今日みたいにみんなでワイワイ笑いあいながら点検して、スモールステップしていきたいなと思いました!

 

  

 

 

 

■2023.1.14~15 AIJアドラー心理学講座「葛藤解決」

いつもは地域のみんなで学び合っていますが、年に1回、アドラー心理学の先生をお招きしてがっつりしっかり学べる場を設けています。

日頃コツコツ学び続けるみんなの成長に気付ける場♪
そして、ここに参加するメンバーが増えていくほど全体がレベルアップしていく「結」。

県外の方も一緒に学べる貴重で楽しい2日間になりました。

 

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1月中旬にアドラー心理学講座の特殊講座と演習の『葛藤解決』を受講しました。

アドラー心理学でいう葛藤とは、自分の中の心の葛藤という意味ではなく、外の世界とのこと(摩擦)を言います。

それを解決するために2日間学びました。


相手から言われて嫌だった時に、
まずは自分の内側を観察して何が嫌だったかに気づけるようにします。

その嫌だったことに気づくだけでも、私ってここを大事に思ってるんだなって一つ自分のことが知れて、相手にも私が大事に思うことを伝えることができるなぁと思いました。

 

でも、その嫌だったことが怒りに変わって相手をおとしめたり、蔑んだり、攻撃したり。

私って自分がいつも上に立ちたいんだなって思いました。

そんな時は自分のことしか考えてなくて、メラメラと炎が立ち昇って相手に勝とうとしている状態だと思います。

こんな状態では相手と話し合うことも出来ず、わかりあえなくてお互いに苦しい状態がずっと続きます。

 

世の中、こんなことばっかりなのですが、この『葛藤解決』を学び、そうではない世界があることを知りました。

それはガラッと世界が変わる瞬間があるんです。

アドラー心理学ではそれをヨコの関係の世界といいます。

ヨコの関係の世界はみんなが対等で平等のところにいます。

 

勝ったとか負けたとか、正しいとか間違ってるとか、優れてるとか劣ってるとかそういう価値を持っていなくて、どちらもそれぞれ素晴らしいという価値があります。

お互いの違いを認め合ったり、本来の目的を思い出し、建設的な話をしたり、相手を大事に思って許しあったり、そんなあたたかな世界があることを知り、それをいつでも自分が作り出せることを学びました。

 

一緒に学ぶ仲間と、ある日ある時の事例をもとに考え、世界が変わる瞬間をこの講座でたくさん目にしました。

やっぱりヨコの関係の世界で生きるのは素敵だなあと何度も思いました。

日常をそんな世界にできるように、日頃から葛藤から抜け出す方法をぶら下げて暮らしたいと思います。

 

  

 

 

 

■2022.12.某日 すくすくの会

子どものふとした言葉に、勝手に「意味づけ」して怒ったり哀しんだりしてしまうことはありませんか?
そんなことに気付けた例会だったようです♪

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今日は、私の事例を取扱ってもらいました。

我が家は小1からお小遣い帳を書くとお小遣いを貰えるルールにしています。

つい先日、中1の息子Kが急に「どうしてうちはお小遣い帳を書かないとお小遣いをもらえないの?」と聞いてきました。

 

こんなやり取りです。

学校へ個人懇談に向かう車内で話しかけられました。私は運転席、息子は2列目の左側に座っています。

 

K「どうしてうちはお小遣い帳を書かないとお小遣いもらえないの?みんなのうちはお小遣い帳を書かなくてももらえるのに。」

私「自分のお金を何に使ったか見直して欲しいからだよ。あとお小遣いはお父さんが働いて稼いでいるお金だから大事に使ってほしいからだよ。」

K「えー、考えてるし!」

私「そうなんだね。考えて使っているだけなら、それを書くだけでいいんだよ。」

K「えー、めんどくさいし…」

私「めんどくさいかもしれないね。我が家では必要なことだから。」

K「他の友達はみんな書いてないのに」

私「よそはよそうちはうちだからね。」

K「えー」ぶつぶつと言っている

私「・・・・」知らないふりをする。

 

この時の私は、お小遣い帳が面倒くさくて、決められた家のルールに文句をつけ書かなくていいように交渉してきたのだと思い「うちはうち、よそはよそ」と一蹴しました。

『面倒臭いことはしたくないと思っている』息子に腹を立て、『たとえ面倒くさくても決まっていることはやること』を学んでほしいと思って、この事例を仲間に相談しました。


仲間に息子役をしてもらって、その時の状況をロールプレイをしてもらいました。すると子役の感想は、

・すごく嫌だった

・全く話を聞いてもらえない

・お金を大事に使っていることを分かって欲しい


全く子どもの話を聴いていないことに気づきました。

次にロールチェンジをして、私が息子役をして息子の気持ちになった時、息子はただ疑問に思って聞いただけかも?と思いました。
子どもの話を全く聴いていないので、息子がどんなことを考えていたか、さっぱり分かっていませんでした。

「ええ!?」とマイナスの感情を抱いた時こそ、子どもの話を聴こうと思いました。

話を聴いた先に、これからのことを話したり、相談したり、親の思いを伝えたりして親子で分かり合っていけると学べてよかったです。

 

 

 

 

 

 

■2022.12.某日 くみっこ例会

みなさんのお宅では上靴は誰が洗っていますか??^ ^
その後、今は3週間に一回くらい、洗うようになったそうです。

 

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2ヶ月ぶりに小学1年生の息子が上靴を洗っている。

毎週持って帰ってくるのだが洗わずにまた学校へ持って行く。

(上靴は自分で洗って学校へ持っていく事になっている。洗い方も、いつ洗うものかも知っている)

 

私:今日洗うの?(普通に聞いてみた)

息子:いつも洗おうって思うけど忘れちゃう。今日は覚えてた。

私:そうなんだー。今日は洗えてよかったね。

息子:最強にめんどう•••。なんでこんなことしなきゃいけないんだろう。

私:きれいに洗えてるよー。

息子:(ゴシゴシ)•••できたわ!

息子の課題と口を出さず何も言わなかった2ヶ月。

忘れていただけだったのか•••。

忘れないように私が声かけたらよかったのかなぁ?

親としてほったらかしだったのかなぁーと、もやもやして自助会のメンバーにLINEで報告!

そして、この事例をもとに例会で事例検討しました。


パセージのテキストには『自分の課題を自分で解決できることを自立という』と書いてある。

上靴を洗うのは子どもの課題。

上靴を洗うのを忘れないようにしてほしいと思うのは親の課題。

【子どものために】と思って私がしようとしていること(息子が上靴を洗うのを忘れないように声をかけること)って、本当の意味で子どもの自立になってるのかなぁと考えた。

パセージのテキストには子どもの課題に口を出す弊害というページがある。

そこには依存的になる、失敗を人のせいにするようになるということが書かれている。

たしかに、もし私が「忘れてるよ」といつも声をかけていたら、忘れずにやるようになるかもしれない。

でも、言われないとやれない子になるかもしれない。

また私が声をかけ忘れていたら、自分で洗うことを忘れているのに私が声をかけなかったせいにすることがあるかもしれない。

それは自立するという子育ての目標から遠ざかってしまう。


そうだ!この子は自分で気がついて上靴を洗うことができた。毎週忘れずに学校に持っていくこともできている。

そう思ったら、この子は自立している!

洗った方がいいということもわかっている。

いつも洗おうって思うけど忘れちゃうのは失敗だっただけなのかも。

この件に関しては、子どもを信じて、口を出さずに今後どうなるものか観察したいと思いました。

 

 

 

 

 

■2022.11.18(金)アトガナイズ

この日は、面白い気付きがあったようです。


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今日は、私の事例を考えてもらいました。

毎夜、小2の娘は小6の兄と父とお風呂に入る。

父が「お風呂入るよ〜」と言い、先に入る。

娘は「はーい」と言うも、しばらくYou Tubeを見た後、宿題を始める。

父は自分を洗い終わると、浴室から「お風呂入りませんか〜」と子どもたちを呼ぶ。

子どもたちは、呼ばれたらすぐ入ったり、しばらくして再度呼ばれたら、入ったり。


娘の態度が気に入らない私。

宿題をしている途中で呼ばれて、宿題が終わるまで待ってもらうのならまだいいとして、
お風呂に呼ばれ、人を待たせているのに、You Tubeを見終わってから宿題を始めるとは!

洗い物をしていた私は、「それってどうなの?」と娘に言いました。

「パパにお風呂入りませんか〜て呼ばれてから入ればいいじゃん!もう!入ればいいんでしょ!入れば!」と怒ってお風呂に入った娘。

私は「人を待たせて、自分だけのことをしている」娘にイラッ!
「人の都合を考えること」を学んでほしいと思って、この事例を仲間に相談しました。


その時の状況をロールプレイしてみよう!ということになり、日頃の様子について、メンバーから質問を受ける。

「娘ちゃんは、お父さんと同時に入ることはないの?」「お父さんは待たずに出てくることはないの?」など。
そして、「娘ちゃんは一人で入ることはないの?」の質問をされた時「!!」ビビッと衝撃が!


そっか!夫が先に出てきてしまった時は「ママと入る〜」と言う娘。私はそれが困る!!私は一人でゆっくりとお風呂に入りたいのだ。

私は一人で入りたい。だから、娘が夫と入るように、娘を動かしているのだ!「自分だけのことをしている」のは私の方!?

私の都合を変えたくないから「人の都合を考えて」という美しい口実で、自分も娘もだまして、さも娘が悪いかのように責め立てる。なんてお恥ずかしい。


みんなが出してくれた、娘のよいところは確かにその通りで、娘を尊敬したし、全く適切だな〜と思えました。

「もしかしたら、全員一緒に入ると洗い場が混み合うから、あえて時間差で入っているんじゃない?」と意見をもらったので、後日、娘に聴いたところ
「時間差で入ることは何も考えてない。宿題やらなきゃいけなかったから。」と。
でも、夫にも話を聴いてみたところ「別に時間差は考えてないけど、何でいつも俺がお風呂に入れないといけないの?と思ってる」と。


相手の考えは聴いてみないとわからない。私はいつも勝手に思い込み、決めつけていたな、と気づきました。
何も言わなくても夫は子どもたちをお風呂に入れてくれていた。子どもたちも夫と入ってくれていた。

仲間たちの日頃の話から、私は家族と話し合っていないことにも気づかせてもらえました。

これからは私の思い込みをストップして、私のこの行動の目的は何かを考え、相手の話を聴き、私の考えも話して、お互いわかり合える家族になっていきたいな、と思いました。

 

 

 

 

■2022.11.15(火)火曜の会

さっそく始まっている各グループでの事例検討会。エピソード分析をしたようです。

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小6息子と小2娘、
それぞれがゲームに夢中で

決めた時間にゲームを終わらせない、

夕食の準備をしない、

協力する気持ちがない姿にイライラした話。

 

パセージプラスのエピソード分析を使って考えました。

メンバーさんに、話を聞いてもらうと

自分では気づけなかった子どもたちの適切な所がたくさん見え、

子どもたちは、普段、家事を助けてくれるし、

休日私が忙しい時は自分の食事だけでなく、家族のことまで考えて準備をしてくれる

そんな協力的な姿を思い出すことができました。

そうすると、

準備をしないのではなく、自分のタイミングでちゃんとゲームを終わらせ、手伝ってくれたし、

その後、いつものように楽しく食事をとることができたありがたい時間だったという話に変わり

イライラした気持ちは自分が作り出していたことだったと気付くことができました。

私が変わると世界が変わる!を今日も体感✨

 

 

 

 

 

■2022.11.12(土)休日ご破算会

平日グループにつづき、休日グループもご破算会をして新たなグループが再編成されました。

 

平日はフルタイムで働いている人が集まる休日グループ。ママだけでなくパパたちも一緒に学んでいるのが平日グループとの大きな違い。

 

せっかくのお休みの日に「学ぼう!」と思って集まるみんな、すごいなー✨と思います。

 

趣味パセージ、趣味アドラー心理学と言っていいと思うのですが(笑)、おそらくここに集まる仲間との時間がよいのだと思います。

 

明日への活力になったり、日々の暮らしの中でのザワザワしたできごとを見直して心地よくリセットできたり。お互いを勇気づけ合い、みんな勇気づけられて帰るのですね💕

 

休日は3つのグループが立ち上がりました。1つはなんとパパたち中心の会。金曜夜に開催です。

 

あーー、一週間仕事終わった~。さー例会に行くぞ!そして、土日は家族と過ごすぞ!って、ものすごくポジティブでパワフルな暮らしじゃないですか!?😆

 

もともとは決してそんな感じの人ばかりではなかったんですよ~。なぜこんな風に変わっていくのか✨このブログを通してお伝えしていけたらと思っています😘

 

 

 

 

 

■2022.09.30(金)平日ご破算会

桑名で初めてのパセージが開かれたのが2012年。

なないろ☆、Prism*、FLAT、HaPPIness、オハナマイレ、にじいろ、輪-RIN-、にこevery、いろは、ひまわり、ippo ippo…etc、想いを込めたネーミングの小さなグループが次々と生まれ、それらをまとめて「パセージ桑名」として活動してきました。

 

そのとき集まるみんながよき学びを得て、よき人間関係を築き、アドラーさんが願ったような社会を築けるよう試行錯誤。ともに学び、ともに遊び、ともに働く。そんな感じでワイワイとやってきた、とても楽しく充実した10年でした。

 

それがどうしたことでしょう、一旦すべてリセットスタートする運びとなり、本日「ご破算会」が行われました😆

コロナの影響や生活環境の変化で学びの場から離れつつあったり、なんとなく続けてきたけど学び熱は薄れ、本音は抜けたいと思っている人もいるんじゃないか?そんな思いもありました。

 

今の自分の状態を確認して、必要なら学び続ける。今は不要ならそれはそれでよし👍

気兼ねなく意思表示して、今からの自分の道を各々が決める!

そして、行きたい方向が同じ者同士で新たな旅に出る🚢

 

結果は思っていたより、うんと多くのメンバーが残ったり戻ってきて、「こんなグループを作りたい!」という人が選挙演説のように自分の想いを伝え、それに応える形で各々が入りたいグループを決め、まずは平日6つのグループが誕生しました☆

 

みんな、とってもいい顔してました~✨新しいグループで新たな仲間と、どんな旅になっていくんだろうね。わくわく💕